英語
英語の学習は、家を建てる作業と同じです。
土台がしっかりしていないと家は傾きます。壁が丈夫でないと雨風にさらされてしまいます。文法・単語・読解のそれぞれの力を、しっかりしたものにしなければなりません。
トライメイトでは、以下の項目を柱とした指導を行います。
- 確実な文法力をつける 英語が外国語である以上、日本語と異なる文の作り(文法)を理解する必要があります。そのため、詳しくわかりやすい解説と十分な反復練習を行います。
- 語い力をつける 漢字を知らなければ日本語が読めないように、単語・熟語を知らなければ英語を読むことも話すこともできません。単語・熟語を無理なく覚える工夫が、授業やテキストに盛り込まれています。
- 読解力をつける 中学校での授業が会話中心となってきたため、英語を読む訓練が不足しがちです。まとまった内容の英文を読み、理解する練習は総合力のある英語力をつけるためには不可欠なことなのです。授業では、長文読解練習を数多く行います。その他、高校入試必須であるリスニングに関しては、中3授業にて行います。
数学
各学年、計算問題、関数(グラフ)、図形問題に大きく分かれ、この順序で授業は進んで行きます。高学年になるにつれ、その内容は難しくなり、全学年の内容を利用しながら、新しい事柄が導入されます。英語同様数学も前学年の中身が理解できていないと当然授業がわからなくなってしまう、積み上げの科目といえます。また、近年の公立高校入試問題では、従来続いてきた形式に加え、規則性を見つけさせたり、思考力を要求したりする問題が出題されています。
このように数学では要求されることが多いにもかかわらず、それに見合う努力をしないのが、大半の中学生の現状のようです。たとえば、授業でなんとなくわかったからもう家では復習しない、計算問題もやり方さえわかればそれでいいといった姿勢では「わかっているのにミスが多い」「説明を受ければわかるが自分では解けない」ということになってしまいます。「十分な理解」と「十分な問題演習」、これが数学の本物の実力をつける両輪なのです。
トライメイトでは、高校入試をみすえて厳選されたテキストを用い、誰もが確実に基礎から応用まで身につけられるよう、十分な理解と演習量を確保する授業を行います。そして、自分から進んで学習する生徒を育てることを目標としています。
国語
近年の入試問題の傾向から、理数系の科目であっても、読解力を要する問題が多く出題されています。数学や理科の公式等がわかっているにもかかわらず、何を問われているのかが理解できないために、答えにまで到達できないこともありますし、社会においても一問一答タイプの問題は減少し、文章で説明させるような問題が出題されています。
このことから、単に断片的な知識だけでなく、問題を読み取り、それらを総合し、表現する力が要求されているわけです。
では、いかにして読解力や表現力をつけていけばよいのでしょうか。従来ならば、「読書を」と言いたいところです。時間的に余裕があれば、それも大切なことのひとつですが、様々なことに忙殺されている中学生に読書量を求めるのは厳しいのが現状です。
そこで、トライメイトでは、読解問題にも、公式があることに着目し、それを踏まえて、徹底的に演習を重ね、体得していくように導いていきます。
更に、滋賀県公立入試必出の作文については、原稿用紙の使い方から、入試で要求される内容の書き方などを指導し、多くの課題について演習し、実践力の養成を目指します。
また、漢字・文法についても、効率的に学習していきます。
このようにトライメイトでは、多方面から塾生ひとりひとりをバックアップし、共に伸びていきたいと考えています。取り組みが早ければ早いほど、より深く、確かな力がつくことになるはずです。
理科
理科に苦手意識を持つ人が多いようです。ですが、理科は身の回りの様々な出来事に対する「不思議」を学んでいく学問ですので、本来は知的好奇心が満たされる、とてもワクワクする学問のはずです。
大人になってから科学の豆知識を楽しめるようになった、という経験がお有りの保護者の方もいらっしゃるかもしれません。何故、学ぶべき時期には面白みに気付けないのでしょう。
理由の一つに、いわゆる「専門用語」のとっつきにくさがあると思われます。
「気温が露点に達し空気中の水蒸気が凝結し水滴が付着した」。
うーん、とイヤになりそうですが、簡単に言うとメガネなどが「曇った」だけです。
寒い冬に帰宅するとメガネが曇るのは何故なのでしょう。そこに興味が持てれば、最後には入道雲が夕立を降らせる仕組みまでさらさら言えるようになります。
中学校の理科で覚えるべき用語は、実はそう多くはありません。大切なことは、その言葉をどう使うかです。
トライメイト進学舎の理科は、理解し、説明できるようになることを大切にしています。本質を理解できれば、言葉は後から簡単に覚えられます。
覚えるべき用語がそう多くないということは、成績を伸ばしやすい教科だということです。特に理科が苦手、という人は、他の教科が苦手な人よりも有利だと思います。
社会
「北海道旭川市の冬の降水量の特徴を述べよ」。
え?そんなこと学校で習ったかな? 受験生でもそう言いそうです。
「北海道は雪がたくさん降りますか?」一言で言うとそう問われています。実際のところ、北海道の冬の降水量はどのくらいあるのでしょう。
正解は「冬でも、雨や雪はあまり降らない」です。正確には「降水量は夏と冬であまり変化がなく、1年を通して少なめである」となります。意外なようですが、北海道の冬の降水量はあまり多くはないのです。例えば、中国地方の鳥取県や島根県と比べても北海道のほうが少ないのです。
あんなに北国なのに、何故、雪がそう多くは降らないのでしょう。
その理由に納得がいくと理解が深まるのですが、北海道の気候については、教科書には雨温図(気温と降水量をグラフにまとめた図)が紹介されている程度で、あまり詳しい説明は書かれていません。
近年の入試ではグラフや資料を読み解くことを重視する問題が増えています。つまり言葉を漠然と覚えるだけではなく、知識の意味を理解し、資料の真意を読み解くことが要求されているということです。
トライメイト進学舎の社会科では、知識の「何故?」を考えます。何故そうなっているのかには理由があるものが多く、そこを知ることで理解が深まり、また覚えやすく忘れにくくなるからです。
「丸暗記」の先へ。社会が楽しくなります。